百田輝 展
2010年11月20日(土)〜12月5日(日)
はじめまして、ギャラリー緑陶里では初の個展となります。気づくともう20余年、陶芸を生業としてやってきました。日々美術のことを考えるようになってからだと30数年、作品はどんどん変化し、今の作風に至っています。頭の中にあるおぼろげな理想のカタチ。頭はそれを追いかけて、作れ作れと手を突き動かします。遅々として進まず、寄り道をし、行ったり来たり、追いついたと思うと逃げていきます。自分の美意識はみんなとシンクロするのか…? ひとりよがりになって、あらぬ方向を向いてはいないか…? 形は唐突に出てきます。柄は即興のたまもの。器を作るときは、頭の中の〈他人〉とのコラボレーション。料理人に頼まれた時は、本当のコラボレーション。作るのは楽しい。理想が手に届きそうになる回数もふえた。無用なものも作ります〈花生けの形はしているけれど花生けではないもの〉。只、そこに在るだけでいいもの…。これは、いままでなかったモノ。物体を作り出す行為。相手は空気。いかにモノを置いたその空間を変えられるか…。さてさて、日々こんな妄想を巡らせながら自分勝手に作っている僕の作品は、受け入れてもらえるのでしょうか?ぜひご高覧の上、ご指導ご鞭撻、叱責、ご批評… なんでも受け付けます。色々なご感想を聞かせていただければ幸いです。どうかよろしくお願いいたします。
−百田輝−